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水都大阪2009関連イベント「打ち水大作戦」に工学研究科が参加

2009年09月01日掲載

研究?産学

2009年8月22日(土)から10月12日(月?祝)の52日間にわたって、水の都?大阪の復興を広く伝えるためのシンボルイベント「水都大阪 2009」が開催されています。その関連事業として、「打ち水大作戦」(主催:水都大阪2009実行委員会、共催:毎日新聞社)が8月23日に大阪市中央公会堂周辺で開催され、工学研究科の皆さんがその効果の検証を担当しました。

「打ち水大作戦」は、江戸開府400年にあたる2003年に、江戸時代の庶民の知恵であった打ち水が、ヒートアイランド現象に対してどのような効果を持つのかを検証するために初めて実施されました。
決められた時間に、参加者全員で一斉に打ち水をして、気温を2度下げようという壮大な社会実験としてスタートしたものです。

今回この「打ち水大作戦」が、誰もが手軽に参加できるヒートアイランド対策と して、大阪市中央公会堂周辺で実施されることになりました。これに伴い、大阪市立大学の工学研究科?地域環境計画研究室(中尾正喜教授)の鍋島美奈子講師をはじめ、研究室の皆さんが、実際にどれほど気温や路面温度が下がるのか検証しました。 結果としては、打ち水により、35℃程度あった気温が1℃程度下がり、路面温度は54℃あったものが40℃まで下がったことがわかりました。

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打ち水開始!
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中央公会堂前でも一斉に打ち水
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気温差と表面温度の変化を測定
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道路脇にサーモグラフィー測定装置を設置