2010中国国際工業博覧会に出展
大阪市立大学は、平成22年11月9日(火)から13日(土)まで中国?上海で開催された「2010中国国際工業博覧会」に出展しました。同博覧会は中国最大級の国際工業製品展示会で、会場となった上海新国際博覧中心には1600社を超える企業?団体が出展しました。
本学からは桐山?宮野両副学長をはじめ、工学研究科教員や中国から本学に留学している大学院生など10数名が参加し、北京大学や精華大学といった中国一流大学と同じ大学展示ブロックにブースを出展しました。日本の大学が同ブロックに出展したのは初めてのことです。
本学のブースでは、「大阪市立大学の国際連携-都市?環境問題への挑戦」をテーマとし、本学教員による都市問題に関する研究成果を披露しました。急速な経済成長を背景に都市化が進んだ上海は様々な環境問題を抱えており、上海と同じく臨海都市である大阪と共通する課題も多くあります。上海をモデルに行われた本学と上海大学?同済大学との共同研究成果は、来場者から注目を集めました。
他にも、本学の概要、複合先端研究機構の研究成果、中小企業支援の成功事例などを紹介し、大阪市上海事務所の協力を得て大阪のプロモーションも行い人気を博した本学のブースは、大学展示ブロックの実行委員会による「特別参展奨」を受賞しました。
都市環境の分野における大阪市立大学の研究成果を海外で存分にアピールできたと言えると思います。
また、10日(水)には、上海在住の本学卒業生と本学教職員との懇親会を開きました。海外で活躍する卒業生ともこれを機会により一層交流を深め、本学の国際ネットワーク拡大に取り組んでいきます。
会場の様子
本学ブース
授賞式